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老成学研究所 > 時代への提言 > 【アルファー世代をみつめて】シリーズ > 【アルファー世代をみつめて】シリーズ:No.01 「はじめまして」 A.T.
【アルファー世代をみつめて】シリーズ
No.01
はじめまして
A.T.
まだまだ若手だ と思いながら
自分の年齢を思い出し
そうでもないことに 気づきました。
一般的な定年までの 折り返し地点にいるようです。
日々 子どもたちと過ごしていると
自分も まだ十代のような 錯覚をしてしまいます。
家庭教師から 塾講師になり 20年余り…
過ぎてみれば あっという間ですが
たくさんの生徒・保護者の顔が 浮かびます。
20年ほど前、私自身が学生だった頃 いわゆる「不良」という子がまだいて、
タバコを吸ったり、派手に反抗してみたり…
でも 自分たちの気持ちを しっかりぶつけてきていたのだな と思います。
最近は 昔のような目立った不良は 見かけなくなりました。タバコは むしろ 嫌がられる存在です。
多感な時期に 3年以上のマスク生活を強いられ コロナ禍以前も 表情の乏しい子が増えた と感じていたのに より一層 表情のない子が増えたように 思います。目立った反抗はしません。でも 「〇〇検定合格したよ」と 結果を伝えても 無言で 合格証を受け取ります。さみしいことです。
子どもたちに対する 様々な「気付き」ですが、 三者面談をすると かなり腑に落ちます。保護者の 子どもへの関わりが 昔とは違うのです。保護者自身が 変わりました。
『「最近の」若者は、子どもは…』 と よく耳にしますし、言ってしまいがちですが
「これらは 全て 前の世代の責任だ」
と 私は思っています。
次回以降 多角的に 私から見た ”これからの世代” について お伝えできれば と思います。
(編集: 前澤 祐貴子)
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