老成学について

2018年現在、
総人口約1億2,600万人のうち

2018年現在、総人口
約1億2,600万人のうち

80歳以上
1,000万人

65歳以上の女性
2,000万人

総人口の
5人に1人は
70歳以上

20年後には、高齢者の
4~5人に1
が一人暮らしになると試算されています

100歳以上の高齢者数は
1963年:153人

2018年: 70,000

内閣府『平成30年版高齢社会白書』より

「人生100年」時代が到来

人生後半の50年はあまりに長い…
どうやって過ごせばいいのか。
家族の世話を受けるだけ?
自分の趣味をひたすら追求する?
施設に入って完璧な介護を受ける?
自宅にいて孤立して暮らす?
50年の<老い>は人類にとって未知の世界。
しかし、何かをしたいが、何をどうやればいいのか…?

その疑問に応えるのが <老成学>

<老成>とは「完成・成熟」ではなく、「形成・変容」を意味します。老いをたえず問い直し、新たに生き直すこと。
老いることは、生きること、そして変わること。
50年の<老い方>とは、人生後半の<生き方>そのもの。
<生き方>の捉え直しには、既存の倫理学を超える哲学が必要です。「人生100年」時代の新たな哲学、それが<老成学>です。

<老成学>は
具体的に何を提示するのか?

現今の高齢者世代の姿…
一方に、「何かをしたいが、どうすればいいか分からない」元気な老人たち。 他方に、貧富の二極化、老老介護の疲弊、孤独や不安、死の後始末の憂慮…
周囲を見渡すと、若者の負担感や諦め、デジタル難民、AIロボットの進出… 
いま、必要とされるのは、<コミュニティ形成型>の老人観。若者世代のために、若者世代と共に、何をするか。<老成学>は<老=生>の多様なモデルを探求・提示します。

<老成学>は
何の役に立つのか?

高齢者世代にとっては、人生後半の生き方の軸ができ、若者世代にとっても、人生前半の生き方の軸ができる。

高齢者世代は、若者世代から生きるエネルギーをもらい、若者世代は、高齢者世代の姿から将来の自分の老い方を学ぶ。

こうして日本社会は、多世代の連携・協働によって持続可能に…それが、めざすべき老成社会なのです。

一般社団法人老成学研究所について

<老成学>を研究し普及するための国内外唯一の拠点
 2018年8月31日設立

事業

・多世代の連携・協働による持続可能社会(老成社会)の実現に関する研究
・講演・出版等による研究成果の国内外への発信
・国内外の関係者が交流するための場の提供(本ホームページの開放)
・老成学の理論的研究の推進(→ システム倫理学を参照)

シンボルマーク

老人(赤紫)と若者(青緑)の連携・協働の象徴。
S字形は、螺旋のうねり、System、Society、Structure、 Scheme、Strategyなど、多義的、
斜めの長い線は生死の軸、
23.5度の傾きは地球をイメージし、
短い二軸四区分は意味世界の構造を示します。

組織図

役員

代表理事
森下 直貴:総務、企画、学術研究担当

専務理事
前澤祐貴子 :企画、広報・渉外、HP編集担当

代表理事・所長プロフィール

森下直貴(もりした なおき)

1953年生。哲学者。
東京大学文学部卒、同大学院(博士課程)を経て浜松医科大学助教授、教授。
2019年3月退職、浜松医科大学名誉教授。
専門は、生命倫理学、日本哲学史、老成学。
2012年に「システム倫理学」、2014年に「老成学」を提唱。

森下直貴(もりした なおき)

1953年生。哲学者。
東京大学文学部、同大学院(博士課程)を経て浜松医科大学助教授、教授。
2019年3月退職、浜松医科大学名誉教授。
専門は、生命倫理学、日本哲学史、老成学。
2012年に「システム倫理学」、2014年に「老成学」を提唱。

私はこれまで30年余り、大学の場で医大生・看護学生・医療研究者に講義してきました。また、研究所、病院、市民講座でも他学部学生、研究者、市民に向けて講演してきました。テーマは、医療倫理、研究倫理、健康観、死生観、若者文化論、AIロボット論、生殖医療(育児)、QOLなど多岐に渡ります。振り返ればそのすべてが老成社会と密接に関連しています。
<老成社会>は高齢者世代だけのものではありません。むしろ将来の老人である若者世代こそ主役となるべきなのです。
私は残された人生を老成社会の実現のために全力を注ぐつもりです。
<老成学>関連の講演依頼については、本サイトのお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。

著書 (主要なもの)

『日本社会と生命倫理』(編著、以文社、1995年)
『死の選択ー生きる現場から考える』(窓社、1999年)
『臓器交換社会ーアメリカの現実・日本の近未来』(共訳、青木書店、1999年)
『「生きるに値しない命」とは誰のことかーナチス安楽死思想の原典を読む』(共著・共訳、窓社、2001年)
『ケースブック医療倫理』(共著、医学書院、2002年) 
『健康への欲望と<安らぎ>ーウェルビカミングの哲学』(青木書店、2003年)
『健康の本質』(監訳、時空出版、2003年)
『水子ー日本文化の底流』(共訳、青木書店、2006年)
『<昭和思想>新論ー二十世紀日本思想史の試み』(共著、文理閣、2009年)
『生命倫理学の基本構図』(編著、丸善出版、2012年)
『生命と科学技術の倫理学』(編著、丸善出版、2016年)
『システム倫理学的思考 対立しながらも、つながり合う』 (編著、幻冬舎ルネッサンス新社、2020年)

© 老成学. All Rights Reserved.
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