”絶対”のない　この世の中で

唯一　”絶対”なことは…

人は死ぬ　ということ

生の漸近線が　いつか　”絶対”に壊れる時

人には生命をかけてもとりたいもの…があるのだろうか

今が　人生最後の瞬間だ　としたら
今回が　最後の出会いだ　としたら

あなたは　どうするのだろうか

ひとは　生きがい　とやらを　求めたいらしい…

それは　“個人”につくもの　なのだろうか

いとおしむ
という日本語がある

歳を重ねた　大人の言葉かもしれない

未来　へと

人類という列車は　走る

それを支える　線路の下には　無数の敷石

会うことのない　子孫をいとおしむ　という想いを

自らを顧みず　抱く者こそが

人類　という列車の　運転者となる

（記：　前澤　祐貴子）