お知らせ

誇り
あまり使われない言葉…となってしまったような…
小難しい言葉は 嫌われるのが 現代だろうか

満開の桜が
季節と
人生と
時代の
通過を告げ
過去と現在と未来を
愛おしむ機会を 与えてくれる春が
また 過ぎた

誇り と 名誉は ちと違う…
誇りは 自らの内に 自らが有すもので
他人から 与えられるものではない

誇り
精神の深奥に潜む 揺るぎない 自の基準
自分には 嘘はつけない

そして
その誇りに気づくのは
案外 逆境
それでいい
否
それがいい
誇り に出逢えるなら…
(記: 前澤 祐貴子)