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視点 ☆1 朽ちて 次へ
交流の広場 | 2020.09.23

蝉が鳴かない

夏は終わった

コロリと道に転がっているその亡骸を見かけるのは そう珍しいことではない

水分が抜け

軽く乾いたその体は

雨に 風に 衝撃に 

朽ち

細かな塵となり

空に  地に 拡散する

元の存在はない

しかし存在を構成していたものどもは

空から 地から

次の循環に組み込まれ

次の何かに呑み込まれ動き出す

そう

それは 生き返り と言えるのかもしれない

そんな存在前因子で世の中は充満している

生と死は混濁して存在している

(文  TETSUZO)

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