お知らせ
この 一身の容器に
生命は宿り
人生を演じる
究極 この循環動態に 作用の判断を下せるのは 何か
判断には 様々な局面、立場、場合がある
意識する我
設定された役どころの自身
全体を構成するピースの一身
時代のうねりを遠隔決定する一員
判断は
法的 組織的 人的 行政的…
様々な基準を拠り所に 決定される
ただ最後は己の判断
己の 内なる深奥に巣喰う 無意識の深層下に蠢く
bareな 心の判断が 己を動かす
心の判断とは どこから?
それは 循環動態の一身が 放つ判断
己の生まれる前から
記憶のない乳幼児から
おぼろげに育てられた幼少期から
自我の目覚める前から
自分に出会う前から
ありとあらゆる 己に降り注いだ 時間の全て
環境 が培う
心の判断は 感覚に似て
抗うことすら出来ない 意を持つ
環境
判断する心
できるならば 美しきもの でありたい
そのような環境を 次代を生きる者たちのために 整えること
それが 今を生きる者たちの役割であろうか…
(記: 前澤 祐貴子)