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「田中コレクション」館シリーズ: ❷ 館長の願い そもそも…   
交流の広場 | 2021.06.28


「田中コレクション」館 シリーズ

館長の願い 

そもそも…

その人は警察官だった。

白バイに憧れ、その任を目指した。

残念ながら 叶わなかった。

が、バイクで日本中を回る行動力は減じなかった。

ハーレーも乗りこなすいわゆるバイク野郎だった。

そんな田中 仁(まさし)氏には中学生時代から続く趣味があった。

音楽である。


それは高じて蓄音機収集となる。

バイクで骨董屋巡りをする。


当時から買い集めたLPレコードの枚数は今や5000枚以上にのぼる。

整然と分類、保管されているのは愛情の証だ。

レコードをラッパ型蓄音機や本格的大型オーディオで聴く。

至福の刻だ。

クラッシックにジャズ、昭和歌謡に演歌…

聴く曲に応じてオーディオを選び分ける。

目下のお気に入りは こちら。

NEW YORK JAZZ QUARTET

音の世界に身を委ねる…

巨大スピーカー、真空管アンプ、レコード…

そこに”古時計”が加わったのは 田中 仁(まさし)氏 32歳の頃だった。

いつものように蓄音機を物色するために骨董屋に立ち寄った。

ときめいたのはアメリカ アンソニア社の柱時計だった。

見染めてしまう。

初めてみる不思議な形、美しい飴色の木目…

それから40年…

柱時計の数は 約300台となった。

田中 仁(まさし)氏は振り子式掛け時計の日本有数のコレクターとなる。

時間を刻む…

歯車を一定の速度で回転させ音を出す。

そこに共通性があった。

柱時計は打鐘(だちょう)歯車の動きを利用して1時間ごと、もしくは30分ごとに鐘を打って音を出す。一回に打つ数は歯車の溝の数で調整され、曲を奏でる高度な仕組みのものもある。

蓄音機は振動盤を針で揺らして音を出す。

約300台の柱時計が隙間なく壁を覆い尽くした空間。

好きな音楽をお気に入りのオーディオで聴きながら

「ここにある全てのお気に入りのコレクションを後世に遺したい」

と願う。

田中 仁(まさし)氏は ご家族を養いながら、ご自慢の”仲間たち”の購入をご自身のお小遣いで賄ってきたそうだ。当初 静岡県掛川市にあるご自宅の一棟の壁と廊下はその”仲間たち”で埋め尽くされていた、と言う。

現在は 和洋菓子を製造販売する 『たこまん』のご厚意により、「たこまん掛川本店」2階に常設展示の「田中コレクション」館がOPEN。そこで”仲間たち”は音を奏でている。

「時計の音がしないと落ち着かない」という田中 仁(まさし)氏は定年退職後、1日のほとんどをここで過ごす。

「是非 気軽にお越しください」と 時の刻み を共有する友人を待っている。

チックタック

チックタック

チックタック

ボーン ボーン

連絡先: 

柱時計・オーディオ

「田中コレクション」館

館長 田中 仁(まさし)

〒436ー0029 静岡県 掛川市 南西郷 458ー7

たこまん掛川本館 2F

Tel: 090ー7301ー9485

※ 直接コンタクトしてくださって結構です。(ご本人希望)

☆ 館長Message: 「思い出深いレコードがあれば 是非持ってきて大音響で楽しんで欲しい。」


バイクで骨董屋を巡り、リュックに入る古時計であるならば背負って持ち帰ったという一台一台に思い入れのある古時計…そんな仲間たちについての連載、ご期待ください。

もの に込められた想い、時間、そして情という関係性…

もの とは何か を振り返るきっかけも いいのかもしれません…

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