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【無線:打鍵のmelody】シリーズ
その2
アマチュア無線を楽しむ
杉森 敏幸
「CW(モールス信号)は 実におもしろい!」
この想いが
40年以上前にアマチュア無線を始めた頃から
少しも変わっていないことに
我ながら 驚いています。
さて 定年退職を機会にアマチュア無線にカムバックして
およそ4年がたちました。
メインバンド(主に使用する周波数帯)は 国際バンド と言われる 14Mhz(短波帯) です。
早く目が覚めた早朝 (年をとったせいで早く目が覚める)や
仕事から帰って一杯やった 後の夜間は、
外国局とのDX 通信タイムです。
季節の移り変わりによって
欧州・北米・ 南米・オセアニア・東南アジア・アフリカ・太平洋、大西洋、インド洋に浮かぶ島々 など、
様々な国の無線局と交信ができ、
光のスピードで飛ぶ電波に感動しています。
HF(短波帯)の電波は F 層 と言われる電離層で反射され、
遠い外国まで到達します。
このF層の電離層は
昼間に F1 と F2 と言われる2つの電離層に分離し、
夜になると 1つの F 層となります。
これは 太陽から地球に到達する紫外線などの影響を受けるものです。
特に
日の出前後の早朝 や 日の入り前後の夕方 は
グレーゾーンと言われ、
F層に変化 のある時間帯に 電波が遠い外国まで到達します。
2022 年7月26日のログ(交信日誌)によると
世界標準時刻 13:33(日本時間 22:33) に
アフリカのザンビア共和国にあるルサカの局との QSO(交信)が記録されています。
日 本から約 12,900km離れていていますが、
電波の飛ぶスピードは光と同じなので
タイムラ グ(時間差)は ほぼありません。
アフリカのアマチュア無線局はあまり多くないので ア フリカとの交信はテンションが上がります
(^_^)v
(編集: 前澤 祐貴子)
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