交流の広場
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2021年度、環境に「新しい寄り添い方をする若い力」を
シリーズでお伝えすることと致しました。
静岡県立浜松南高等学校* 自然科学部 生物班**部員が中心となって展開する環境保全活動にフォーカス致します。
太平洋という大海原は静岡県浜松市あたりで美しい中田島砂丘、数々の貴重な生物が生息する五島湿地に接します。
しかしながらそのことは同時に ”津波”の発生に備える対策を講じる必要を突きつけます。
静岡県は「浜松防潮堤***」という災害対策と環境が共生可能な構造物を未来への遺産として構築しました。
静岡県立浜松南高等学校自然科学部生物班は 5年前の浜松防潮堤築堤の頃から 部活動においてフィールドワークを伴う『工事による周辺環境の変化の調査』を開始、絶滅危惧種カワラハンミョウをも含む貴重な生態系の調査・保護に携わってきました。
その活動は”環境”という言葉よりも 「地元で共に生きる昔からの仲間を見守り、共に生を楽しみ、共に生き続けよう」という当たり前の優しさとあたたかさと慈しみを伴う『若さ』に抱かれている…
若い瞳、若い感性、若い心、若い力が
何をみつめ、感じ、思い、どんな未来を求めようとするのか…
その姿にご期待ください。
* 静岡県浜松市に位置する。
** 部活動の再編成により 従来の”生物部”は 2021年度以降「自然科学部 生物班」となりました。
*** 当HP内 交流の広場 浜松防潮堤シリーズを是非ご参照ださい。
(文・写真・編集:前澤 祐貴子)