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アマチュア無線を楽しむ
その5
杉森 敏幸
「CW(モールス信号)は実におもしろい!」
この思いが40年以上前にアマチュア無 線を始めた頃から
少しも変わっていないことに我ながら驚いています。
さて、「アマチュア無線で外国とQSO(交信)をしている」と言うと
「言葉はどうする の?」という質問を受けることがあります。
CW(モールス信号)は
「・(短点)」と「―(長点)」の組み合わせで
アルファベットを表します。
例えば、a は「・-」、b は「―・・・」、C は「―・-・」などです。
CW は世界共通ですので、
送受信にある程度熟達していれば、
問題なく CWを通して会話をすることができるのです。
thank you → TNX (ありがとう)
nice → FB (すばらしい)
Roger → R (了解)
see you again → CU AGN (また会いましょう)
operatorname → OP (名前)
weather → WX (天気)
※他にもいろいろあります。
さらに、Q符号もよく使われます。
ほんの一部を紹介します。
QTH → 住所
QRA → 名前
QSB → フェージングあり
QRM → 混信あり
QSY → 周波数を移動
ところで 2022年5月にネパールの局と CWでQSOをしました。
ネパールのアマ チュア無線局は数が少ないので、交信ができるのは希少です。
多くの局が交信をしたいので、
こういう時は できるだけショートQSOを心掛けます。
「R 599 TU」
了解。599で入感しています。有難う。
(編集: 前澤 祐貴子)
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