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【ご挨拶】No.25 「光と影」 2025 01
ご挨拶 | 2025.01.06

20世紀元年 1900年

ドイツ人物理学者 マックス・プランクが 量子論を仮説として提唱以降、

100年余の時を経た現代、

量子力学は 量子科学の法則として分野の最先鋒に躍り出、

量子科学技術が 未来社会革新の鍵を握る と認知されている

現代物理学の根幹を成す 微視的物理現象の記述は

物体や系の状態を取り扱うにあたり、

ニュートン力学など 物理現象を巨視的に扱う物理 古典物理 の事象記述限界を

遥かに凌駕する

量子力学において

量子は 

2つの特性、

粒子 と 波 を有する

視座が異なれば

同現象は

異なる記述を得る

©︎Y.Maezawa

 

光 と 影

©︎Y.Maezawa


「眩(くらら)〜北斎の娘〜」*…

葛飾北斎の娘 お栄は 全ての存在に 光と影 2面の干渉性を観る

* NHKドラマ作品:「眩(くらら)〜北斎の娘〜」

原作: 「眩」 朝井まかて

脚本:大森美香

音楽:稲本響

光は 影によってこそ

より濃く

より深き

輝きを得る

と…

光の中に 影を

影の中に 光を

一方が 他方を生み出す

©︎Y.Maezawa

存在に

区分はあれども

二分は

ないのかもしれない

視座の異なりのみ…

生と死においては いかに

(記:前澤 祐貴子)


 
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