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老成学研究所 > 時代への提言 > 『今、国学の呼びかけるもの』シリーズ > 『今、国学の呼びかけるもの』シリーズ:〈17〉「日本橋 浜町の「賀茂真淵縣居の跡」の説明版」
日本橋 浜町
「賀茂真淵縣居の跡」
説明版
1764年(明和元年 )7月、真淵 晩年 68歳
日本橋浜町(はまちょう)に建てた新居*に移 り
その住まいを 自ら「縣居(あがたい)」 と呼びました。
花火大会でにぎわう大川 (隅田川)に近い浜町は 家が立ち並ぶ賑やかな場所でしたが、
真淵は 故郷の田舎(浜松)に心を馳せ 古代の生活を現実のものとして営もう としました。
* 現在の久松警察署の東側、明治座の北側にある久松町交差 点付近。
以前は 久松町交差点の角のファミリーレストランがあるビルの壁に 説明板が 埋め込まれていましたが、ビル改築のためか…今はもうありません。
東京・日本橋 浜町「賀茂真淵縣居の跡」の説明版は どこに?
現在 「賀茂真淵縣居の跡」の説明版は 2022年(令和4年)3月 東京都中央区教育委員会により 以前 設置されていたビルの道路をはさんだ反対側の歩道に自立して新設**されています。
** 新設場所: 中央区日本橋 浜町1-2-1
今の浜町は 大通りが東西南北に走り ビルが立ち並ぶ繁華街です。
案内板冒頭には
「東京都の文化財として旧跡指定されている賀茂真淵縣居の跡は、現在の日本橋 浜町1丁目1番付近にありました。」
と 表記されています。
この他 新たに
内山真龍が描いた
縣居の「間取りの図」
「穴蔵の図(書物を火事から守る)」
や
英文説明も付け加えられました。
尚 新宿駅から現地に行くには
都営新宿線(本八幡方面)に乗り、およそ16分で浜町駅に着きます。
浜町駅から 徒歩 北西の方角におよそ300mで 現地に到着します。
是非一度
真淵が暮らした縣居を訪れ
当時の江戸に 思いを巡らしてみていただきたい と願います。
※より詳細な情報をお求めの方は
是非 下記 浜松市立賀茂真淵記念館アカウント にアクセスくださいませ。
浜松市立賀茂真淵記念館
URL: http://www.mabuchi-kinenkan.jp
尚、当シリーズにおきましては、賀茂真淵に関連する資料/画像、及び内容解説に至るまで 浜松市立賀茂真淵記念館(一般社団法人 浜松史蹟調査顕彰会)の許可とご協力のもと、展開させていただく運びとなります。
この場をお借り致しまして その多大なるご尽力に感謝申し上げます。
(編集: 前澤 祐貴子)
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