柱時計・オーディオ

田中コレクション館　シリーズ

❽

終活期を迎えて

古時計の不思議な力

古時計の館を開いてから　古時計の不思議な力を感じることがあります

２歳くらいの幼児…

古時計が大好きで

親を引き連れ　ほぼ毎日のようにやって来ます

どうしてこんなに時計が好きになったのか　

親御さんに　その動機を尋ねてみても　わからない　そうです

この子のような２歳前後のお子さんが　７人ほどいます

定期的に　豊橋、横浜など　遠方からもやって来ます

反対に　

館に入ると　泣き出す、怖がる子もいて　

時間を制御する時計には　何らかの不思議な力があるのではないか

　と感じます

入場無料

年中無休

お客はぼちぼち

すぐ近くに　掛川花鳥園があるので　土日は　愛知、東京　東西両方面から　人が立ち寄ってくれます

現在　田中コレクション館は　ひとえに　（株）たこ満　平松会長のご厚意により　

たこまん　掛川本館　2階に　場所を構えています

私は　77歳になりました

　妻から　「終活しなさい」と再三　言われています

なんとか解決しなければならない問題で　

体が痩せ細るほどではないものの　

今　一番の悩みです　

「自分の目の黒いうちは　この子たちを処分することは出来ない」

しかし　私　亡き後は　どうなるのか

日々　色々な考えが　頭の中を駆け回っています

現状のように　「たこまんさんが　この田中コレクション館を引き継いでくれれば

館内の展示物は無償で提供させていただきたい」　と願うものの

そうは問屋がおろさない　とも思います…

・・・・・　　以上　文：　田中館長　　・・・・・

田中コレクション館には　

約10000枚のレコード盤　と　約300台の古時計が　集結、　

一つの宇宙を創っている

音楽への興味は　田中館長が　中学2年の頃　その父が　Victor　ワンボックスステレオを購入したことに始まる。長じて　自身が警察官の職に就いて以降も　毎月　レコード盤を買うことが楽しみに…

そのSP盤レコードを聴くために　蓄音機を…

古物店、骨董市に探しに行き　

古時計愛好者と知り合い　古時計にも興味を持つようになる…

休日ともなると　今日は静岡、明日は浜松　とハーレイでツーリングしながら　収集するようになる。

伝える　ことから

繋ぐこと

そして

渡すこと

遺すこと

は　容易でないことも　少なくない

時を超える価値

懸命に生き残ってきた　過去という時間を背負い　生き続ける

時代の分身

これに　気づき

これを　尊び

これに　学び

これに　続く

それを　成すのは　ひと

それが　文化　となる

そして

ひと　は　文明　を　築く

足もとから

《連絡先》

柱時計・オーディオ

田中コレクション館

館長　田中　仁（まさし）

〒436ー0029　静岡県　掛川市　南西郷　458ー７

たこまん掛川本館　２F *

Tel: 090ー7301ー9485 

※ 直接コンタクトしてくださって結構です。（ご本人希望）

【館長メッセージ】

「思い出深いレコードがあれば　是非持ってきて　

大音響で　楽しんで欲しい。」

＊　和洋菓子を製造販売する　『たこまん』のご厚意により

たこまん掛川本館　２階　にOPEN

（編集：　前澤祐貴子）

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