ただ　ほど怖いものはない

沈黙　は金　

という　諺がある

ただ　は　価値評価圏外なのではなく

沈黙　は　言うべきことがない　のではない

観点の次元が　異なる

空気、水、大地、自然、文化、安全、技術、教育…∞　

生きるに不可欠なものすら　貨幣価値対象世界に呑み込まれ

言葉や行動に置き換えなければ　

心の本体を示すことが難しい時代　となった

貨幣基準も　言語も　

実　を捉えきることは出来ない

ただ　で

沈黙　のもと

取り組むには

そこに　心の本質をつく源がなけれぱ

動けない

ただ　と　沈黙　は

深さを識る精神次元に生きる者ものの間でのみ

その真が

理解·共有される…

それを成し得る者が

時代　という区分を超越する

(記:　前澤祐貴子)