お知らせ
2020 09 10 中央公論新社より中公選書として『新版「生きるに値しない命」とは誰のことか〜ナチス安楽死思想の原典からの考察』が出版されました。
相模原の障害者施設殺傷事件、安楽死論争、パンデミック・トリアージ。近年、様々な場面で「生きるに値しない命」という言葉を耳にするようになった。しかし、「役に立つ/立たない」ということだけで、命を選別して良いのだろうか?100年前のドイツで出版され、ナチスT4作戦の理論的根拠になったとされる『生きるに値しない命を終わらせる行為の解禁』の全訳に解説と批判的考察を加え、超高齢者社会の「生」と「死」を考える。 (カバー表紙裏より転載)
撮影 森下直貴